矯正歯科

Orthodontia

矯正治療は当院が最も得意とする分野です。

矯正治療とは、不自然な位置にある歯やあごの骨を整え、美しい歯並びや正しい噛み合わせ、さらにバランスの取れた口元をつくる治療です。
上下の歯の噛み合わせが悪い状態を「不正咬合」と言い、不正咬合を放置すると見た目の問題だけでなく、発音や咀嚼といった機能面にも悪影響を及ぼすことがあります。
当院では、明石矯正会でインストラクターを務め、矯正専門医が集まる近畿矯正研究会において15年以上にわたり症例提示を続けている院長が、責任を持って治療を行っております。

かみ合わせが悪いと…
  • 食べ物がよく噛めない
  • 顎の成長、発育を妨げる
  • 発音障害
  • 顎関節に負担がかかる
  • 虫歯、歯周病になりやすい
3次元バーチャル模型を
持ちいた治療

患者さんの歯列模型が3D表示されます。
自由な角度から観察でき、マウスの操作だけで、歯牙の配列やシミュレーションが可能です。
矯正後の状態をシミュレーションし、計画を立てていきます。

バーチャル模型
矯正治療・小児矯正
第1期治療(小児矯正)

350,000円(税込)

顎の成長がコントロールできる6歳から12歳頃に行う治療です。
永久歯が生えそろう前に、不正咬合の改善を目的として、前歯の一時的な矯正、奥歯の噛み合わせの調整、上下の顎のズレの修正、悪習癖の改善、そしてこれから生えてくる永久歯のためのスペース確保などを行います。
この段階で歯並びが十分に改善された場合は治療を終了しますが、萌出スペースの不足などによりさらなる調整が必 要な場合は、再度診断を行ったうえで第2期治療へと移行します。

小児矯正のメリット

適切な歯列が完成すれば、その後に必要となるのは、基本的な虫歯予防と正しいブラッシングだけです。
そのため、乳歯列から永久歯列へと移行する成長発育の段階で矯正治療を取り入れることは、将来にわたって良好な口腔環境を維持するための予防的な基盤づくりにつながります。

診断(第1期治療前)

治療に先立ち、状態の把握と治療計画立案のため、模型、東武X線規格写真などの種々の資料を採得し、その分析後に使用装置や治療期間などをご説明いたします。(当費用は治療料金には含まれておりません。)

特殊矯正治療装置の使用について

治療に先立ち、状態の把握と治療計画立案のため、模型、東武X線規格写真などの種々の資料を採得し、その分析後に使用装置や治療期間などをご説明いたします。(当費用は治療料金には含まれておりません。)

▼ 小児歯科の場合この段階で完了するか第2期治療に移るかの判断を行います ▼

第2期治療(成人の矯正)

800,000円(税込)この段階から治療を開始する場合

500,000円(税込)第1段階から継続の場合

永久歯列を対象として、フルブラケットシステムで、確定的な治療を行います。
期間は2~3年を要します。成人の矯正治療もこれに含まれます。

●診断料金(治療前)

55,000円(税込)この段階から治療を開始する場合

30,000円(税込)第1段階から継続の場合

●抜歯料金について

診断の結果、便宜上の抜歯が必要になった場合、1本につき4,000円の費用が別途必要になります。

限局的矯正治療

70,000~200,000円(税込)

成人では補綴治療の前処置として、小児では永久歯が生えそろう前に一時的に歯並びを整えたり、被蓋(かみ合わせ)を改善する目的で行うことがあります。
特に小児の場合、今後の永久歯の萌出状況によっては、再び歯列不正が現れる可能性もあります。

費用・お支払いについて

料金には消費税が含まれておりません。
治療費は基本的に治療が終わるまでにお支払いください。
第1期・第2期治療のお支払いは、できるだけ約2年を目処にお願いいたします。

矯正治療の進め方
01

矯正相談

お悩みやご希望を伺いながら、簡単なお口のチェックを行い、当院で行っている矯正治療の内容をご説明いたします。この相談を受けたからといって、すぐに矯正治療を始めなければならないわけではありませんので、どうぞお気軽にご相談ください。

02

矯正診断

●精密検査
かみ合わせや歯並びの状態を正確に把握するため、以下のような精密検査を行います。
問診、レントゲン撮影、歯型の採取(模型作製)、お顔とお口の中の写真撮影、かみ合わせのチェックなど
●診断・治療計画の作成
検査結果をもとに診断を行い、患者様一人ひとりに適した治療方法や治療期間などを決定します。
●コンサルテーション
診断結果をご説明し、治療計画・費用について詳しくご案内します。

内容にご納得・ご同意いただいたうえで、矯正治療を開始します。

03

矯正治療開始の準備

虫歯などがある場合は、すべて治療を済ませておきます。

04

動的治療期間

歯やあごの位置を整えるため、矯正装置を装着します。
●第1期治療
あごが正常より小さい場合、左右にずれがある場合には、装置を使ってあごの幅を広げたり、バランスを整えて正しい位置へ導きます。
●第2期治療
歯の表面に「ブラケット」という小さな装置を取り付け、ワイヤーを通して歯を立体的に動かし、きれいに並べていきます。

しっかり噛めて、見た目も整った状態になったら、矯正装置を外して治療は完了です。

05

保定期間

動かした歯が元の位置に戻ってしまわないように、リテーナー(保定装置)を使って、整えた歯の位置をしっかりと固定・安定させます。

矯正治療の進み方(小児矯正)

矯正治療中の歯磨きについて
矯正中は歯ブラシがしにくいため、虫歯に注意が必要です!

1日3回の歯ブラシを徹底し、磨き方は以下を参考にしてみてください。

ブラケットのついた歯の磨き方
ブラケットのついた歯の磨き方
矯正治療中のトラブル

矯正中のトラブル、困ったどうしよう…まずはすぐにご連絡ください。

矯正トラブル対処法